身近なテーマを使って、書の魅力に触れていきます
12月は一年の振り返り!
12月のワークショップでは令和7年を振り返ってみましょう!
毎年末恒例のワークショップですが、どんな一年だったか振り返って字で表現してみようというものです。
サンプルは「軸」…なんですが、あまり自分軸で過ごせなかった気がするということで縦線を白抜きにしてみました😅
皆さんの作品はこちらでご覧いただけます。

11月は草書を自作してみました
11月のワークショップでは草書を自作してみました。
2年前に1度実施したワークショップですが、前月に花押づくりに挑戦したこともあり、そのベースとなる草書を自作してみるのも良いような…🤔
本来の書体の成り立ち順に背いていますが、楷書体をどう効率化していけば行書体、草書体に近付けられるか実践してみることで、新たな発見や気付きを得ようという試み。
ここでいう効率というのは筆が止まる時間、半紙から筆が離れる時間などのことを指しています。
筆順を変えたり、省略したり、運筆の向きを変えたりするのも効率を良くする手段です。
皆さん、自作した草書体とオンラインサービスで調べた草書体が結構近いものが多かったように感じました💡
サービスによっては異体字が正字と一括りにされている場合があるため、正字の楷書体とは似ても似つかない仕上がりになったものもありました💦
草書体を自作できるようになると、それを元にした花押も一層独自性が高まるかなと思います🤗
お陰さまで当教室はこの11月で開講から10年目を迎えることができました。
コロナ禍もありましたが、皆さまのお陰で平穏無事に運営できております。
心より感謝申し上げます🤗
というわけで、今回の選字は「祝」🥳
サンプルは「祝」を右上から下に効率を良くしてみて、左下から上にさらに効率良くしてみました。
左上は書体字類に登場する草書体。
ちょっと違う結果になったけど、効率化の程度の問題もあるかなぁ💡
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10月は花押づくりでした
10月のワークショップでは花押づくりに挑戦してみました。
現代では大臣の重要書面、花道、茶道などの認可状くらいでしか用いられない花押。
平安時代から印鑑文化が隆盛する頃まではサインの主流だったようです。
花押の主要な分類として、草名体、ニ合体、一字体、別用体、明朝体があるようです。
それぞれ時代も違えば特徴も違っていますが、皆さん、何となく興味が惹かれる分類で個性豊かな花押を作ってみました。
サンプルは各分類を試行錯誤している段階のもの…🤔
皆さんの作品はこちらでご覧いただけます。



